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抜け殻の目

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畠山鈴香容疑者


宮崎勤死刑囚


小林薫被告



犯罪者の顔写真というのには、なにか共通点があるように思うのです。
特に、金や社会的地位を狙った犯罪ではなく、自分の欲望のためだけに自分より弱い子供を殺した犯罪者には、顕著にひとつの表情があらわれているように思います。
それは、目がボーっとして、目から完全にちからが抜けてしまっているという点です。
これにはひとつの理由があると思います。
これは酒鬼薔薇聖斗が逮捕されてからその矯正にあたってきた人が書いた本で読んだのですが、酒鬼薔薇は逮捕されてから2年間、まったく自慰行為をしなかったというのです。
酒鬼薔薇は1997年、神戸で山下彩花ちゃん(当時10歳)をハンマーで殴って撲殺、土師淳くん(当時11歳)をくつ紐で絞殺した殺人犯です。淳くんの遺体の頭部を切断し、その口に犯行声明文をくわえさせ、自分の通っている中学校の校門に置きました。
当時、酒鬼薔薇は14歳。未成年なので、法律では本名も顔写真も公表してはいけないことになっています。しかし、インターネットが普及しだした当時、当然のごとく酒鬼薔薇の本名と顔写真がネットに流れました。「フォーカス」という雑誌が顔写真を公表したので、よりその状況を加速させました。
その酒鬼薔薇の顔はとても精悍で、なにより目にちからがありました。
しかし、当然のことながら、逮捕された後の写真は一切公表されていません。
そこで、元の問題に戻るのですが、捕まった後、酒鬼薔薇は2年間自慰行為をしなかったのです。男性なら全員わかると思うのですが、14歳の中学生にとって、これはまさに異常な2年間です。矯正施設の中はすべて監視カメラで見られているので、これは完全な事実です。
これはどういうことかというと、酒鬼薔薇は、山下彩花ちゃんと土師淳くんを殺したことによって、14歳の男子中学生の2年分の性欲をすべて使い果たしてしまったんです。
だからきっと、逮捕された後の酒鬼薔薇はボーっとした目をした、攻撃性の一切ない少年に変わったと思います。

同じことが宮崎勤にも言えます。
宮崎は1988年から1989年にかけて、女の子を4人殺害した連続殺人犯です。宮崎の場合は酒鬼薔薇と反対で、成人であったため、立証検分の様子がテレビで流れました。
その目はやはり抜け殻の目をしていました。

奈良で少女を誘拐殺人した小林薫も、写真を見比べるとびっくりするほど、宮崎勤に似ています。同じ新聞屋さんであったことは偶然にしても、そのボーっとした目は完全に共通のものがあります。
小林は少女へのいたずらの前科が2回ありましたが、少女を殺害し、その体の中にフォークを残し、スナックでその写メールの画像を見せびらかすという行為で、完全に自分の脳の中にある、性衝動をつかさどる物質を使い果たしてしまったのです。
だから、捕まった後、宮崎勤と同じ顔をしています。


そして畠山鈴香容疑者ですが、やはり、同じ抜け殻の目をしています。しかし、それは豪憲くん殺害事件後の目です。我々がテレビや新聞で見ているのは豪憲くん殺害後の目です。

綾香ちゃんが事故死した後、鈴香容疑者がとういう目をしていたのか、興味があります。
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コメントの投稿

Secre

すごく興味深い記事でした。
こういう常軌を逸した行動をとる犯罪者はやはり
思考回路がなんらかの原因によりおかしくなってしまうのだなと思いました(´・ω・)
目は口ほどにものを言うとはこのことなのだなとひとり納得しました。

なかなか面白かったんだけど、読んだ後性欲が失せました・・・。

私は2年間自慰をしなかった東慎一郎の性欲回復にともなう攻撃性の再起の方に興味があります。

東は殺人及び死体損壊行為にしか欲情しない人間だったはずです。社会に出た現在どういう生活をしているのか関知し得ないのは社会にとって不利益しかもたらさないのでは。

おそらく、通常の性衝動から異常性欲が目覚めるのではないでしょうか。

面白かったです。またお願いします。

トラックバック失礼致します。

とても興味深い記事です
異常犯罪者にはこういう心理があるんだ、という事に関してとても勉強になりました
最近は物騒な事件が多いですね・・・
平和な日本になってほしいです
平和は全国民の願いですね・・・

それと、勝手ながらトラックバックを失礼させていただきました、邪魔であれば遠慮なく削除してください

またこういう記事がかかれることを期待しています
こういうオールラウンドさが侮ログの魅力です
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